
斜里岳の難易度は?

斜里岳の難易度は中級クラスと言われています。コースタイムは約5時間。実際に登ってみると、渡渉(川を渡る)が何度もあり、一部はくるぶし以上の水位があるため、初心者は「まじかよ!」とちょっと焦ると思います。渡渉の経験があればそれほど滑りやすくはなく、落ち着いて渡れば問題ないです(私は下山時に転んで水没しました!)
斜里岳は難易度中級、ただし渡渉多くスパッツの装備は必要。

お天気が良ければ最高の登山を満喫できる
清岳荘からの登山口からのルート。約3.6km、標高差850m。このような数字ではこの斜里岳の面白さはわかりませんね。とにかくアスレチックのような沢登りのコース。ピンクリボンで所々親切に誘導してくれるものの、「本当にこの滝の脇を登る?」とやや不安になる場面が多く、楽しいと言えば楽しい、怖いと言えば怖い。まあ飽きさせない登山コースです。

斜里岳はアドベンチャー気分で登れる、アスレチック要素の富んだ登山ルートが魅力的な山
この日はお天気に恵まれ、山頂からオホーツク海や択捉島まで眼下に望めます。雄大に景色に感動します。様々な高山植物も咲いています。頂上に着いて持参のパンを食べてしばらく絶景を堪能したあと、せっかく苦労して登頂したのに下山するのはもったいない気がしながらも、山頂を後にします。
下山は新道を使う

下山するにあたり沢下りは私たちには危険と判断し、新道を使います。熊見峠までアップダウンがあり下山の方がハードです。時間も余計にかかりますが、沢で転ぶよりましです。熊見峠では時々熊を見ることができるようですがこのときは熊らしき物は見えなかったです。ラッキーですよね。もし遠くにヒグマの姿を見ていたら恐怖で足がすくんでしまったかもしれないですね。
ヒグマ対策は抜かりなく!
斜里岳から望む阿寒の連峰 北方領土まで見える
無事に下山できましたが、ヒグマに遭遇しなかったのはとてもラッキーなことです。私がヒグマ対策として携行したグッズはこちら→斜里岳登山① 北海道の百名山に挑戦する
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