斜里岳登山① ヒグマ対策は?北海道の百名山に挑戦 ヒグマが生息する山を登るために私が準備したこと

百名山
原生花園方面から望む斜里

斜里岳は百名山でもありいつかは登ってみたい山でした。北海道・道東を代表する雄大な山を熊に遭遇することなく無事登ることができて感無量でした。

みけぞ
みけぞ

ヒグマが怖い!!遭遇したら戦うしかないの?

のりぞ
のりぞ

(楽天家)ヒグマを見れたらいいなー。

斜里岳にヒグマはいるのか?

下山時に使われる新道の熊見峠

斜里岳登山、結論から言うと私たちは熊に遭遇しませんでした。非常にラッキーなことです。登山したのは火曜日なので登山客は少なく、こういうときは特に注意しなければなりません。

結論:今回は運が良いだけ!ヒグマ対策は必須である。

現地で購入した熊スプレーと鎌

ヒグマは日本最大の肉食動物です。人間も食べます。通常ヒグマは人を怖れて近づきませんが、偶発的に遭遇してしまうことも良くあることです。遭遇しないように熊鈴の携帯(良く鳴るように。鳴らない鈴は効果なし)

そして私は現地のモンベル小清水店で熊用スプレー(¥9000位)を購入しました。スプレーは飛行機で輸送できないので(機内持ち込みも預け入れもダメ)現地で購入するのがおすすめです。

熊に遭遇してはいけない理由

  • ヒグマは人を怖れているため、通常はヒグマからは近づいてきませんが、状況によっては違います。例えば・・・
  • 冬眠明けでお腹がすいている
  • 突然人に遭遇し、ヒグマの方が驚いてしまう
  • 子熊をつれた母熊が防衛的になる
  • 遭遇して人間が背を向けて逃げ出す。逃げるものは習性で追いかける
  • !過去に人を襲い、人間の肉の味を覚えているヒグマ

なぜヒグマとの遭遇を極力避けなければいけないのか?それは一度でも人間の肉の味を覚えてしまうと、何度も執拗に人間を襲い、人里まで襲撃に来るからです。そうなったら人間もヒグマも不幸です。そのヒグマはハンターに射殺される運命となります。悲劇ですね。

ヒグマが生息する山の登山準備

私たちは現地で熊スプレーを購入しました。鎌も携帯しました。万が一のためです。ヒグマと戦って勝てる気はしませんよね。もしもヒグマと遭遇したら、背を向けずゆっくりと後ずさりするというのがセオリーです。慌てないで、ゆっくりと行動しましょう。

ソロ登山は危険ですね。登山仲間と話をしながら「ここに人間がいますよー」とアピールすることです。ラジオを推奨する人もいますが、ラジオの音声に注意が傾くと、ヒグマの気配に気がつかないこともあるようです。

熊鈴は良く鳴るように装着場所に注意しましょう。登山中にヒグマの排泄物やけもの臭い匂いを感じたら無理しないで仲間と良く相談してください。登頂よりも命の方が大事ですね。私は以下のものを現地のホームセンターやモンベル小清水店で購入しました。https://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_no=678558

  • 熊スプレー(モンベル小清水店)
  • (ホームセンターなど)
  • ホイッスル(帽子の紐につけた)

運良く雌阿寒岳でも斜里岳でもヒグマに遭遇しなかった私たちは、熊スプレーと鎌を網走に住む妹に預かってもらいました。翌年以降の登山でも携帯する予定です。熊スプレーは帰りの飛行機でも輸送できないため、処分に困りますね。

熊スプレーは飛行機の荷物としては送れない。どうする?→北海道に知り合いがいる方は預かってもらうことをおすすめします。それができなければ、宿泊したホテルのスタッフに差し上げると喜ばれるかもしれません。どうしても持ち帰りたければ宅急便の「陸送指定」ならいけるかもしれません。因みに熊スプレーは使用期限があり意外に短いので注意しましょう。万が一ヒグマと遭遇しこのスプレーを使用する場合は、風下からは噴射しないように。人間がこのスプレーを浴びると熊が浴びた時以上のダメージがあります。

人間が熊スプレーを浴びると→強烈な目の痛み・鼻水・歩行困難・意識レベルの低下・・・。このスプレーを誤って浴びてしまうとヒグマさんの餌になりますよ。」

熊スプレーにもランクがあるようです。飛行機に持ち込めないので現地のホテルに送っておくのもありです。

 北海道の百名山「斜里岳」に登った様子はこちら↙

 斜里岳登山② なんとか登れたよ ヒグマ対策はどうだったか?

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