筑波山が百名山の中で最も低い山であることは皆さんも多分ご存じのことでしょう。

茨城県在住の我々にとってはお家みたいな山だね

まあね。もう100回は登っているね。
日本百名山とは
あらためて日本百名山とはなにか。
「日本百名山」文筆家で登山家の深田久弥(ふかだきゅうや)が実際に登頂してある基準をもとに定めた100座です。その「ある基準」って気になります。
①山の品格について:人には人格があるように山には山の品格があると深田久弥は言っています。誰が見ても立派な山であること。感嘆するやまであること。それが百名山の第一基準です。
②山の歴史について:昔から人とその山との関わりが深く、地域や登山する人から崇拝されている山である。また山頂に祠などの宗教的なものが祀られているなど信仰に由来したり、歴史的にも尊重される山であることを第二基準としています。
③個性のある山であることについて:山容・現象・伝統などの他にはないような顕著な個性をもつ山であることを第三基準基準としています。
+1500m以上の山とする・・・このように深田久弥さんは百名山の基準を明示しています。ふむふむ・・・。
とあるのに筑波山は877mですよ。いいんですか~?
筑波山 コースいろいろ
御幸ヶ原コース(みゆきがはら)・・・一番メジャー,男体山側 標高差610m コースタイム登り90分 下り70分
迎場コース(むかえば)・・・女体山側 標高差190m コースタイム登り40分 下り35分
白雲橋コース(しらくもばし)・・・女体山側 標高差610m コースタイム登り110分 下り95分
おたつ石コース(おたついし)・・・女体山側 標高差200m コースタイム登り40分 下り35分
だいたいメジャーはこんなとこ。でも裏ルートはいっぱいあるらしいです。
ちなみに私たちは薬王院コースです。上記にないルートですが、わりと登山客はいます。

筑波山の花々

早春に咲くニリンソウ(二輪草)白い花弁、黄色の花心が美しく可憐な花です。1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸びることから、それが名前の由来となっています。筑波山の自然研究路にはニリンソウの群生地があり、カタクリが咲いたあとに群生し見頃は圧巻の咲きっぷりです。

カタクリは早春咲きます。ユリ科カタクリ属に属する多年草で山地に群生します。葉はまだら模様。種子で繁殖するが咲くまでに8-9年かかるので貴重な高山植物ですね。

ツリフネソウ 花期は夏から秋(山地では8月頃から低地では9-10月)。帆掛け船を吊り下げたような形をしていることが名前の由来です。種子が熟すとホウセンカのようにはじけて飛び散るように広がるのが面白い。黄色いツリフネソウもありますね。
ダイヤモンド筑波
ダイヤモンド筑波。年に2回の大チャンス。筑波山頂から太陽が出る瞬間、まるでダイヤモンドが光り輝くような光彩が見える状態、興奮しますよね。撮影チャンスは10/28と2/14前後。ハロウィンとバレンタインって覚えてね。詳しくは筑西市観光協会ホームページでご確認を。→http://www.chikuseikanko.jp/index.php?code=327
ダブルダイヤモンド筑波は母子島遊水池で観察できます。

筑波山については今後さらに情報アップする予定です。
筑波山 グルメ情報
下山後は、おしゃれなカフェ ポステンがおすすめです。

古民家というか、古郵便局を改装した素敵な空間。所々に昔郵便局だったであろう雰囲気があります。カフェ・ポステンはつくば市北条にあります。コーヒーも食事もとても美味しく、筑波山周辺では一番おすすめです。https://www.cafe-posten.com/
他の筑波山に関する記事はこちら筑波山② 薬王院ルートの紹介
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