登山でダイエットは可能か?

登山とエクササイズ
みけぞ
みけぞ

山登りでダイエット?できるかって?うーん、私の体験と実感で良ければ参考にしてください。

ダイエットに登山は適か不適か?登山歴5年、私の場合。

美しい山を歩きながら痩せられたら最高だけど・・・

毎週のように登山している私たち50代の夫婦。もともとやや肥満体型のどこにでもいる中年夫婦の私たち。5年も登山しているとさぞかし引き締まった身体になってる?

登山はダイエットに適か不適か?答えは、NO。そして良くても現状維持です

登山はダイエットに不適。でもやり方次第で現状維持。(私の場合)

登山をしている人って、痩せている人が多いと思います。登山を習慣にしていると痩せていくのか?はたまた痩せている人だけが登山を習慣にできるのか?

痩せていると登山は楽なのです。体重が軽いほど登山は快適です。結果的に痩せている人は、登山というレクリエーションを楽しめるし継続できる、だから登山をしている人は痩せている人が多い・・・となるのだと思います。

痩せない原因は、登山後に油断してたくさん食べてしまうこと(私の場合)

自己分析すると、結論は登山後に「頑張った自分へのご褒美」がカロリー過多であることです。^^;

登山経験のある方ならわかると思います。下山後、疲労困憊になりコンビニに誘引され、ついつい高カロリーアイスやスィーツを食べてしまう・・・。この「自分へのご褒美」は少量なら、むしろ疲労回復に必要とされています。しかし、過剰に食べてしまうんです。美味しいんですよね~。

夜は晩酌してしまうんです。登山中に出会った高山植物の画像を見ながら、ついつい1杯が2杯に、2杯が3杯に・・・。

この過剰摂取を改めて、週1登山を継続していたら、体重は徐々に減っていくいくのではないか?と思われます。

糖質を適切に取らないと、シャリバテになる

1日10時間も歩くこともある

登山するために一番効率よく燃焼しエネルギーを生み出せるのが「糖質」。糖質は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されています。肝臓にはおよそ400Kcal、筋肉には1200~1300Kcal分のグリコーゲンがありますが、登る山が険しいほど激しく燃焼します。

このグリコーゲンを燃焼しきると、次は「脂肪」を燃焼し始めますが、これがとてもエネルギー効率が悪い。頭がボーッとしてきて、脚が前に出なくなる。これを「シャリバテ(ハンガーノック)」と言いますが、私は長い行程の山旅ではよく経験します。

私たち登山者は、グリコーゲンを使い切る前に「行動食」を摂取します。特に摂取しなければならないのは糖質。例えば、飴とかチョコレートとか甘いドリンクとか。

おにぎりやパンは炭水化物なので、糖に分解・そして吸収するまで2時間かかると言われています。私は糖質中心の行動食(チョコレートバーなど)をさっと出せるようにサコッシュやポケットに入れておき、歩きながら食べることにしています。

計画的に栄養を取らないと筋肉まで減ってしまい、隠れ肥満の危険もある

過度な有酸素運動は筋肉もエネルギーとして燃焼してしまいます。これを「カタボリック」と言います。カタボリックの原因は栄養不足です。登山のような有酸素運動を長時間することで、いつの間にか筋肉を分解してエネルギーに換えようと身体が勝手にするのです。

筋肉をつけてかっこいい身体になりたいのに、カタボリックで筋肉量を減らしてしまうなんて最悪ですね。そして登山後は油断して「頑張ったのだからスイーツで自分にご褒美」と脂肪や炭水化物をたっぷり摂取しがち。結果的に「隠れ肥満」となるわけです。

糖質をしっかり摂取することで筋肉量の減少を防ぐ

カタボリックを防止するためには、あらかじめ体内のグリコーゲン貯蔵量を増やしてやることです。筋肉中のグリコーゲンは筋肉の分解を抑制しますので、糖質をしっかり取りながら登山するのは筋肉量減少を抑えます。行動食やこのあとお話するBCAAの摂取で、カタボリックを防止して筋肉量減少を最低限に食い止め、快適な登山をしたいですね。

運動前にBCAAを摂取することでパフォーマンス維持

BCAAとは筋肉でエネルギーとなる必須アミノ酸「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称。「分岐鎖アミノ酸」のこと。BCAAは筋肉を構成するアミノ酸の30~40%を占めています。

運動前にBCAAを摂取することで、筋肉を構成するタンパク質の分解を抑制するという理屈です。

実際私も登山前はBCAAを摂取しています。行動食も取ることでパフォーマンスは良くなり、疲れを感じにくくなります。登山中、登山後も摂取することでより筋肉量の減少を防ぐことができるそうです。BCAAはちょっとお高いイメージですが、山を楽しむお供と考えています。

行動食とBCAAの摂取で、筋肉量減少なし。バテない登山を楽しもう!

登山で痩せるのはちょっとした知識が大切でした。痩せたいからと言って糖質オフで登山に挑むのは、ハンガーノックを引き起こし、思考能力や判断能力を失い、また足元のふらつきや身体に力が入らなくて思わぬ事故を起こすこともありリスキーです。

行動食でタイミング良く糖質を摂取したり、BCAAを登山前・登山中・登山後に摂取することで、筋肉量減少を予防してパフォーマンス良く登山したいと思います。

私はアミノバイタルが好きです。味はそれほどまずくないです。


登山中もマスクをしています

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