
百名山、蓼科山はどんな山?
蓼科山は八ヶ岳連峰の北端にある円錐形で富士山のような山容のお山。アクセスしやすく、初心者でも登れるとあってとても人気があります。
日帰り登山できる百名山、蓼科山。日帰りできるのだし、7合目から登れば標高差は620mほど。楽勝か?と思ったのですが・・・。
私たちは蓼科牧場ゴンドラリフト山麓駅からスタート
たいていの人は7合目登山口までマイカーでアクセスして、7合目から頂きを目指すのですが。
私たちはひねくれているので、女神湖周辺の無料駐車場に停めて、蓼科牧場ゴンドラリフト山麓駅からスタートしました。

ゲレンデ直登はつらいよ
スキー場のゲレンデをひたすら直登します。これが地味にキツイんです。おまけに、謎のうんこがそこいらのじゅうに散乱しています。
はじめは牧場で飼育されているヤギかヒツジのふんかと思っていましたが、ちょっと艶がある大きめのうんこ。じつはこれは野生の鹿のふんなんです。
なるべるうんこを避けながら、頑張ってゲレンデを登りきると・・・。

▼振り返ると女神湖が見える

ゴンドラリフト山頂駅、ここから7合目登山口へ

▼ゴンドラリフトの山頂駅に着きました。ここには桂由美さんプロデュース「恋人の聖地」の鐘があります。
ゲレンデを登ってくる人は誰もいなかったので、この鐘を何回も鳴らして遊びました♪

▼桂由美さんの恋人の聖地のオブジェのそばに「蓼科山7合目登山口」まで1kmと書いてあります。
サルオガセ(苔類)を纏う不思議な森を抜けると7合目登山口です。

7合目登山口にも無料駐車場があります
はい、やっと7合目登山口に着きました。ここには約100台駐車できる広い無料駐車場があるのですが、人気の山なのですぐにいっぱいに。皆さん路駐しています。

▼トイレがあります

7合目登山口に蓼科神社の鳥居、いよいよ蓼科山登山スタート
7合目登山口は蓼科神社の鳥居をくぐってスタートです。

スタート直後から、ガレている登山道。傾斜がキツくて、息が上がります。

将軍平
ここは将軍平、蓼科山荘があります。登りの傾斜がキツかったので、ちょっと一休みですね。山荘ではラーメンやなどのメニューや、オリジナルTシャツなどが販売されていて、とても賑わっています。
私たちもかわいいカモシカ柄のTシャツを購入♪

かわいいグッズ
もうすぐで山頂だと思ったら・・・ここからが本番でした
あと30分で山頂らしい。30分ってあっという間だと思うとでしょ。思いますよね~。
▼ところがこんなゴロゴロ岩の道でした。なかなか手強いんですよ~

だんだんと眺望が開けてきました。でも、山頂までずっとゴロゴロと大きな岩を登るんです。けっこう疲れましたよぉ~、これで初心者向けなんですかね。

山頂ヒュッテを通り、蓼科山2,531m山頂です。
蓼科山頂ヒュッテに着くと、そこはほぼ山頂でした。
山頂はゴロゴロとした岩が広がる、広~い山頂、なにしろ岩だらけで座る場所なし。山頂の直径は100mあるそうです。こんな山頂は珍しいですよ。
山頂からは360°の大展望、晴れていれば八ヶ岳連峰や浅間山、霧ヶ峰、美ヶ原、北アルプスなどの峰々が望めて感激することでしょう^_^この日は生憎の天気でぜんぜん見えなかったけれど・・・。まぁ、登山とはこういうものです。

▼山頂の蓼科神社奥宮鳥居です。


下山はピストンで下ります
下山も露岩のゴロゴロした登山道をピストンで下りました。当然ですが、登りよりも下りの方が難しいと感じます。十分注意して下山しましょう。
まとめ
蓼科山は登山ガイドブックでは、標高差も少なく、初心者向けとして紹介されています。
実際に登ってみると、9合目辺りからの露岩の急登が険しく、「これで本当に初心者向けなのか?」と思わずつぶやた程です。
初心者向けとあって、キッズや犬を連れた人(登山口にはペット禁止と書いてある)、軽装の人、さまざまでした。山小屋の方に伺うと、たまに怪我でレスキューされる方もいるそうです。初心者向けではあっても十分な装備で登りたい山です。
蓼科山は
蓼科山は標高2,531m。八ヶ岳連峰の最北端に位置し、コニーデ潟火山にトロイデ型火山が噴出してせり上がってできた二重火山です。山頂は岩で埋め尽くされ、直径100mという広大な広さ。噴火口跡の窪みに蓼科神社奥宮の鳥居があります。古くから「諏訪富士」と呼ばれ親しまれている蓼科山。登り応えがあり、初心者から中級者へのステップアップに挑戦したい山ですね。
YAMA HACKさんのサイトに他のルートも紹介されています。
道の駅ビーナスライン蓼科湖の車中泊した感想はこちら↙
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