谷川岳(1977m) 西黒尾根登山口から登り、下山はロープウェイを利用する日帰りコース

百名山
みけぞ
みけぞ

2016年10月30日 私たちは西黒尾根登山ルートを利用して

谷川岳に登りました。日本三大急登と言われ鎖場やツルツルの岩を登るコースはとてもハードだったなー。

のりぞ
のりぞ

下山はロープウェイを利用して一気に高度を下げる日帰りルート。初冬の谷川岳の景色が面白かったね。

西黒尾根コースは日本三大急登のひとつ

谷川岳の西黒尾根コースは、①北アルプス烏帽子岳のブナ立尾根 ②南アルプス甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根と並ぶ日本三大急登の一つです。私たちが登った10月30日も多くの登山客がその急登に挑んでいました。

谷川岳ロープウェイ土合口から車道を歩くと登山指導センターがあります。そこをさらに5分ほど登ると西黒尾根登山口です。標高差は1,200mです。

西黒尾根登山口

このコース、傾斜がきつく、鎖場ありの高難易度コースでした。しかも初冬の岩場は凍り付いてツルツルの岩もあり難儀しました。

樹林帯を2時間歩き稜線へ。ラクダのコル、ラクダの背。

登山口からは2時間ほどの樹林帯を歩きます。次第に尾根へと展望が開け、東側のマチガ沢の絶壁や木々が凍りついて白く見える様は絶景でした。

3カ所の鎖場や傾斜のきつい岩場を登りきると「ラクダの背」に到着します。(岩がツルツルして滑るため下山時は要注意です)ラクダの背で一休み。トマノ耳とオキノ耳の絶景を望むことができます。

左の丸いピークがトマノ耳、右ピークがオキノ耳

さらに鎖場・険しい岩場の連続を登る。肩の小屋へ。

ラクダの背から肩の小屋まで、さらに鎖場+岩場の連続です。厳しいルートですが絶景を見ながらの直登はむしろ楽しさを感じます。岩場を登り切ると、再びオキノ耳、トマノ耳、左にザンゲ岩が見えます。山頂まで近いようで遠い、なかなかたどり着けません。

厳しかった岩場の稜線が終わり、肩の小屋に到着。この辺りは登山客で賑わっています。この少し前辺りから私は、相方ののりぞとはぐれ探し回ります。オキノ耳、トマノ耳を行ったり来たり。その間、のりぞは「肩の小屋」でバッチをゲットしていました。探してもいないはずだ・・・。

山頂はトマノ耳とオキノ耳の双耳峰

谷川岳山頂ののりぞ

肩の小屋にはトイレが有ります。トマノ耳(1,963m)・オキノ耳(1,977m)へ

いよいよ双耳峰トマノ耳(1,963m)・オキノ耳(1,977m)へ着きました。初冬とはいえ多くの登山客で賑やかな谷川岳山頂。しばら登頂の喜びと絶景に浸り、下山は「天神尾根」へ向かいます。

下山は天神尾根を下り、天神平駅へ。ロープウェイで一気に高度を下げる

笹原が凍り付き美しい光景
千ノ倉まで見渡せる天神尾根の稜線

人気のルート「天神尾根」を登ってくる登山客とすれ違いながら、ザンゲ岩・天狗のトマリ場を通り天神平駅(ロープウェイの駅)まで下山します。登りがなかなかハードなコースだったので、下山はロープウェイを利用しました。

ロープウェイからの景色。

日本三大急登のひとつ「西黒尾根」はハードだが面白い

登山を始めてまだ2年くらいの時期に登った谷川岳「西黒尾根コース」。日本三大急登のひとつと知ったのは後からでしたが、鎖場でも高度感がないので慎重に三点支持を守れば中級者でも登れると思います。ただし、このコースを下山に使うのは、初心者は無理かと思います。滑り台のようなツルツル岩があり、たぶん下山では危険を感じると思います。ロープウェイの景色も高度があり、なかなかスリリングで楽しいですよ。「ロープウェイ+天神尾根コース」は小学生でも登っている人気のコースでした。体力に自信のない人は登りもロープウェイを利用すると良いですね。

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