4月下旬~5月上旬の両神山(1723m)白井差新道(しろいさすしんどう)から登る 春はアカヤシオが美しい

百名山
みけぞ
みけぞ

白井差新道を利用したかったので前日に地権者の山中さんへ電話予約しました。

のりぞ
のりぞ

アカヤシオが満開で素晴らしかったね。

両神山は3ルート有るが、危険の少ない白井差新道を登る

満開のアカヤシオに感動

両神山3ルート

両神山には以下の3ルートが有ります

①八丁尾根登山コース:ダイナミックな岩壁、鎖場のアップダウンが連続する高難易度コース

②日向大谷登山コース:もっともポピュラーなコースで八丁尾根コースほど鎖場はない。信仰の山を感じさせる石仏・石像がある。

③白井差新道:登山初心者でも登れる標高差900mのコース。最短距離で登れる。山中さんにより良く整備されていて登りやすい。

今回は「白井差新道」を選択。自然を感じながらゆっくりと登れるコース。

初心者におすすめしたい「白井差新道」ですが、事前の予約が必要です。登山に事前の予約が必要なのはちょっと珍しいですね。このコースは所有者の山中さんに事前に電話で連絡します。登山口では山中さんが待っていてくださるので、登山の注意点を聞き地図を受け取ります。下山時は整備費として¥1,000支払います。そして両神山の登山バッチをもらいます。登山バッチをコレクションしているので、ありがたくいただきました。

白井差新道登山口の山中さん宅は、ナビで「両神山麓キャンプ場」と検索して下さい。

白井差新道コースは、急登がなく、良く整備され、気持ちの良い木陰をハイキングしているような楽しさがあります。ピストンで帰ってくるルールがあります。コースタイムは4時間~5時間。

山中さんの作った看板

山中さんが作った看板が登山道入り口に設置してありますので紹介します。

 1. 必ず予約して、許可をうける事
 2. 山は危険な場所です。自分で事故やケガの責任は負う事
 3. 環境整備料(協力金)1人1000円
 4. 必ずピストンで日帰りとする事
 5. 岩登り、沢登りは禁止
 6. 落石、倒木、落枝に注意
 7. 山や川を汚さない事
 8. 動植物、鳥、魚、昆虫などを大切にする事
 9. 犬は連れて行かないで下さい。
10. 土地所有者の指示に従い、無謀な入山は止める事
   場合により所有者の判断で違約金を戴きます。

山中さん連絡先は

白井差新道予約・問合先
  秩父郡小鹿野町両神薄 10139
  0494-79-0494 山中 豊彦さん
早めに予約(入山人数に限りがあります)前日確認で電話します。

白井差新道は登山道が整備され快適な登山を楽しめた

白井差新道はこんな感じ

白井差新道登山口(標高850m)→昇竜の滝→やまびこ橋→ノゾキ橋→オオドリ河原→水晶坂→ブナ平→日向大谷分岐→両神山山頂(1,723m)

分岐ポイント 下山時は白井差新道を示す看板はないので注意
昇竜の滝の滝壺が澄んで美しい

落差20mほどの昇竜の滝。滝マニアもわざわざ来るようです。

白井差新道は地権者の山中さんが整備・管理されています。所々に山中さんが作って下さった橋や梯子などが有ります。山での作業は大変で苦労が多いと思います。登山者への配慮が所々にあり、やまなかさんに感謝したいと思います。

気持ちよい樹林帯を歩くと、あっという間に山頂へ。道迷いもなく快適な登山が楽しめるコースだと思います。

やまびこ橋
オオドリ河原
名前がわからない青い花

登頂のご褒美は満開のアカヤシオ

整備された気持ちよい登山道を歩くこと2時間ちょっとで、あっという間に登頂しました。

美しいアカヤシオに感激

山頂でこんなにかわいい色で華やかなアカヤシオを見ることができてラッキーでした。

アカヤシオはツツジ科ツツジ属のヤシオツツジの一種。本州の東北地方南部から鈴鹿山系までの、日当たりのいい岩山などに多く自生している落葉低木。ミツバツツジ、ゲンカイツツジなどとともに、葉が出る前に花を咲かせるため人気があります。

注意*日向大谷からのコースにある「のぞき岩」付近の岩場、鎖場では毎年滑落事故が多発しているので注意してください。

両神山は白井差新道利用で、快適な登山が楽しめて花が美しい山だった

両神山は古くから信仰の山です。古事記アマテラス・スサノオ・ツクヨミの親「イザナギ・イザナミ」の両方の神を祀っていることから両神山と言うようになったそうです。

白井差新道は初心者にもおすすめできるルートですが、頂上付近の岩場では滑落に注意してください。

秋は紅葉も素晴らしいそうです。もう一度登りたい!そう思わせてくれる両神山でした。

スポンサーリンク

百名山を目指す人のバイブル「日本百名山あるきガイド上下巻」

コメント

タイトルとURLをコピーしました