「おしん」の故郷を巡る 山形県酒田キャンピングカー車中泊の旅 山居倉庫はおすすめです

キャンピングカー
最上川を筏で下る有名なシーン

「おしん」というすごいドラマ

「おしん」という色々な意味ですごいドラマがありました。若い方は知らない人もいると思います。おしんは1983〜1984年、朝の連続テレビ小説として放映されました。山形の貧しい小作農家に生まれ、わずか7歳で奉公に出され、結婚後はありとあらゆる苦労の連続を乗り越えて、夫亡きあとスーパーマーケットをチェーン展開する社長となる、一言で言うと女一代記です。橋田壽賀子作のフィクションですが、良くできています。

山居倉庫に貼られていたポスター

リアルタイム放送中の平均視聴率は52.6%、最高視聴率62.9%、驚異的な数字ですね。世界68ヶ国や地域で放送され、おしん放送の時間に停電が起こったエジプトでは、おしんの再放送を求める暴動まで起きたそうです。日本よりもむしろ中東やアジアに人気があるのは、貧困・戦乱・いじめなどの困難を過去のドラマと見るのではなく、「今」苦難の中にある人々の共感を呼んだということでしょうか。

山居倉庫に貼られていたポスター。筏に乗せられ7歳で奉公に出るおしん。小林綾子さんと見送る母役泉ピン子さん、父役伊東四朗さんの演技に何度見ても泣かされる。

おしんの故郷 酒田に行ってみたい!

おしんは1年間の放映、少女時代の舞台は山形県酒田。この時代は小林綾子さんが演じています。本当は冬に行って最上川を見たかったけど、雪道の運転は慣れていないので、秋に酒田を訪れました。鳥海山への登山も兼ねています。

趣のある山居倉庫

酒田の山居倉庫はドラマ「おしん」の中で、母ふじとおしんが話をするシーンのロケ地になっていたので、見覚えがありました。山居倉庫ではおしんのポスターやおしんちゃん人形があり、楽しかったです。お土産もセンスの良い物が多く、たくさん購入しました。「芳香亭」で美味しいランチもいただきました。

小林綾子さんには似ていないけど、雰囲気はありますね。
山居倉庫の「芳香亭」でのランチ

北前船文化 鐙屋(廻船問屋)

鐙屋 酒田の発展に貢献した豪商

酒田のまちは、江戸時代から残る歴史的な建造物がたくさんあります。廻船問屋の池田惣左衛門、屋号「鐙屋(あぶみや)」は酒田三十六人衆のひとりとして、酒田の発展に寄与しました。井原西鶴の「日本永代蔵」に「北の国一番の米の買い入れ、惣左衛門という名を知らざるはなし」と紹介されました。

廻船問屋とは・・・船主のために積荷を集めたり、運んだりして運送取り次ぎの役目を果たした会社

道の駅鳥海ふらっと 

道の駅鳥海ふらっとさんには2泊しました。画像がなくて残念ですが、お魚が美味しい道の駅です。銀ガレイの焼き魚、魚介の串焼きなどを堪能しました。お気に入りの道の駅です。おすすめですよ。

酒田の旅はおしん旅

少女時代のおしんちゃんに思いを馳せながら酒田の街を歩きました。朝ドラには人の心を動かす力と共に、旅に誘う力もあるのですね。この旅は私たちの朝ドラ聖地巡り第一弾となりました。スカーレットの信楽、エールの福島市と聖地巡りは続きます。

朝ドラ「エール」旅はこちらキャンピングカー旅 福島の朝ドラ「エール」古関裕而さんをたずねて

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