ふらっと立ち寄った「那須ステンドグラス美術館」がとても良かったのでご紹介します。
開館時間 9:30~16:30
入館料 大人 ¥1,300 中高生¥800 小学生¥500 幼児 無料
シニア(65歳以上)¥1,100
ホームページ http://sgm-nasu.com/
観光地にありがちの、○○ミュージアムや○○美術館。あまり期待していなかったのですが、アンティークオルゴールの演奏や、パイプオルガンの生演奏、天井の高さまであるステンドグラスの美しさと豪華さに期待以上の満足感を得ました。

美しいアンティークオルゴールの音色
館内の「セント・ガブリエル礼拝堂」では2台のアンティークオルゴールの音色に癒やされます。コインを入れるとレコードの様な形のディスクが回り、オルゴールとは思えない力強く、しかも煌めくような美しい音色です。

1800年代中心のアンティークステンドグラス

宗教画の天井絵に魅せられました。

セント・ラファエロ礼拝堂の圧巻のステンドグラスとパイプオルガンの生演奏が素晴らしい
セント・ラファエル礼拝堂は結婚式にぴったりの場所だと思います。私たちが訪れた日も、何組かのカップルがブライダルの相談をしていました。
このセント・ラファエロ礼拝堂では、パイプオルガンの演奏が毎日開催されています。1時間毎に演奏され、演奏時間は15分。私たちが行った日はハロウィーンの時期だったので、それにちなんだ曲目が演奏されました。

イエスの生涯描いた圧巻の壁一面のステンドグラス。荘厳なパイプオルガンの生演奏の音色で厳かな気分になります。

2階から見下ろすと、また違った味わいのセント・ラファエロ礼拝堂です。ステンドグラスを透過する美しい光が格調高い雰囲気の空間を作っています。

礼拝堂の2階部分の後方にあるパイプオルガン。1922年にイギリスで製作されたアンティークパイプオルガンです。

パイプオルガンってなんぞや?
楽器の中で一番大きな楽器、それがパイプオルガンです。今から2200年以上前に発明されました。紀元前3世紀、北アフリカで発明され、その後8世紀にヨーロッパに伝来します。11世紀の入ると、ヨーロッパ全域でパイプオルガンが教会の楽器として普及します。
18世紀、バッハが活躍した時代にパイプオルガンは全盛期を迎え、競うように巨大なものがつくられるようになりました。現代では教会やコンサートホールに備えられていますね。
音を出すしくみは、風をパイプに送って振動させます。風箱(かざばこ)という箱の上にパイプを立てて、下から風を送り込みます。まさにリコーダーと同じ原理です。
リチャード・リーなど有名なステンドグラス作家の作品がずらり
展示されているステンドグラスのランプの中でも、ひときわ幻想的な光を放つ「リチャード・リー」の作品の数々。繊細なデザインと配色は見ているだけで満足。



お手頃価格のステンドグラスランプ
リチャード・リーの作品はうん十万円ですが、数万円台のお手頃なステンドグラスランプが販売されています。こんなランプの明かりで優雅な雰囲気に浸りたいですね~。
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