軽くて消音機能がある「森の鈴」を買ってみたら
軽い熊鈴が欲しい!消音できたらなお良い!
登山を始めて7年、なかなか満足のいく熊鈴に出会えていないのは私だけでしょうか?
いくつか試した熊鈴は、音が響かなかったり、重量感があったりと、効果と使い勝手が不満足でした。
ネットでたまたま見つけた「森の鈴Light」使用感が良かったので口コミしたいと思います。
「森の鈴Light」の特徴は?
今回ネットショッピングで購入した熊鈴「森の鈴Light」。特徴は
比較するのは、「mont-bell」の熊鈴。黄色はmont-bellベルスクエアタイプ、黒色はmont-bellベルラウンドタイプです。購入して半年経過しています。
では、早速音色を比較してみましょう。
森の鈴Lightの音色、mont-bell製と比較
音色は「森の鈴Light」の方が、高音で響きがあります。mont-bell製はカランコロンという感じのこもったような低い音、特に黒色の方は、実際に山で使用しても音が小さめです。
本当に軽量か?
では、「森の鈴Light」は本当に軽量なのか?計ってみました。「森の鈴Light」は「アルミ製軽量43g」と謳っています。実際には41g、持った感じも軽いです。
mont-bellスクエア(黄色)は40g、mont-bellラウンド(黒色)は38g。mont-bell製はカラビナ付きですが、2g程度の差でmont-bell製の方が軽いということがわかりました。
もしかしたら、売り切れているかもしれません。カラーはゴールド、ブルー、ブラックの3カラーです。私のように軽量の熊鈴を探している人が多いのだと思います。ブルーとブラックは品薄です。値上がりしているようなので、適正価格の森の鈴ライトを見つけて下さいね。
登山ギアは軽量化したい
テント泊(やったことないけど)、小屋泊、縦走・・・。ザックの中は必要最低限のつもりでも、いざ背負ってみると恐ろしい重さになりゲンナリ。1gでも軽量化したい!と思いますよね。熊鈴は必須アイテムなんだけど80g程度のものが主流です。
小さな積み重ねですが、アイテムのひとつひとつを見直して、軽量化すると、登山をもっと快適にできるのではと思います。
マタギの方に聞いた熊対策
秋田県の道の駅で「熊の油」を販売していたマタギの方に、熊のことをあれこれ聞いたことがあります。
熊鈴は人間の存在を知らせるためにある程度の効果がある。熊は高音域に敏感で、低音域には鈍感である、と。
高音に敏感なら、この「森の鈴Light」の音は効果があると期待したいですね。
あらためて、熊とはどんな生き物なのか?(ツキノワグマの特性)
- 食性*食性肉食も植物食もできるが、ツキノワグマはヒグマより植物食に依存している。
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本来の食べ物は、ドングリなどの木の実、木イチゴ、山桑などの柔らかい木の実、昆虫類、蜂蜜、花、木や草の若芽(山菜)、ネマガリダケなど。
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季節毎に食べるものを変える。
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甘い物が大好き。腐肉、クレオソート、オイルにも興味を示す。
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6月のネマガリダケ、10月のドングリなど、時期毎に特定のものを大量に食べる。
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習性*排他的なテリトリーを持たず、食べ物の多いところでは複数の熊の行動圏が重なる。
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明るさや人目を避け、日の出・日没前後に主に活動するが、霧の日などは日中でも活動する。
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身を隠すものがない開けた場所や人工照明のある明るい場所への侵入は抵抗感が大きくなる。
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学習能力は高い
このサイトを参考にしています↙
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nh-sgsin-r/what-kuma.html
まとめ
山に登っていると、「なんとなくけもの臭い」と感じたり、熊の排泄物を登山道で見つけたりします。そんなときは歌を唄ったり、ホイッスルを吹いたり、できることってその程度。熊に自分の存在を知らせる手段がいくつかあると良いと思います。
先日、茅ヶ岳(山梨県)で行き会った方は、茅ヶ岳のとなりの金ヶ岳で3度も熊と遭遇したそうです。怖いのでナタを買って装備しているそうです(闘う気満々ですね)
今回、自分なりに熊対策を勉強した中で、熊の聴力が高音に反応することを知りました。今まで使っていた熊鈴は響きが悪く音域も低めなので、「森の鈴ライト」に変えて良かったと思います。
41gと軽量で、消音機能があることもとても良いと思います。あとは、どのくらい耐久性があるか?今後は実際使ってみて、使用感をレポート下と思います。
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