北アルプス表銀座縦走 1泊2日の山旅の様子はこちら↙
燕岳・大天井岳・常念岳~表銀座縦走①中房温泉マイカーでのアクセス編
燕岳・大天井岳・常念岳~表銀座縦走②中房温泉~合戦尾根~コマクサ咲く燕岳編
燕岳・大天井岳・常念岳~表銀座縦走③燕岳~大天荘編 雷鳥とコマクサに会える山旅

大天荘を6:00発。まずは東天井岳2,814m(ひがしてんしょだけ)へ
美味しい朝食を食べて大天荘を6:00に出発。
まずは東天井岳へ向かいます。途中、雷鳥親子に遭遇しました。いとも簡単に雷鳥に会える北アルプスはさすがです。

東天井岳の頂き。今日は少し曇り空、こんな日は雷鳥遭遇率が高そう。
6:40東天井岳に登頂

東天井岳から横通岳へ シナノキンバイとハクサンイチゲのお花畑が美しい
東天井岳から横通岳への稜線が、お花畑です。
白い花はハクサンイチゲ。黄色い花はシナノキンバイ。

8:10横通岳2,767mに登頂

今日の最終目的地、常念岳が見えてきました。

常念小屋が見えてきた。もう少しだ、頑張ろう(^^;)
アップダウンが続き、2日目もハードな山旅です。
やっと常念小屋が見えてきました。横通岳を下り、常念乗越へ。ちょっと急な下りなので気をつけて下ります。逆周りコースでここを登るのは大変そうです。

2日目も雷鳥親子に4度遭遇
北アルプス表銀座縦走2日目は、晴れたり曇ったりのお天気。こんな日は雷鳥と会える確率が増すそうです。
2日目は4度、1日目も足すとこの山旅では5ファミリーの雷鳥と出会っています。いずれも至近距離で観察ができました。

親子の雷鳥、可愛いですね。お母さん雷鳥は4羽~5羽の雛を育てていました。

ある雷鳥ファミリーの動画をYouTubeにアップしました↓
9:00常念乗越 常念小屋にザックをデポ、いざ常念岳2,857mへ

さあ、やっと常念乗越に着きました。常念小屋にザックをデポすることにしました。これで身軽になって常念岳に登れます。常念乗越から常念岳までの標高差は約400m。時間にして30分、往復1時間です。

常念岳はこんなガレ場。ガレ場中のガレ場。king of ガレ場。とにかくガレガレですが、○印のマークがちゃんとあり、意外に登りやすかったです。

10:00とうとう常念岳登頂(^o^)頑張りました
朝6:00に大天荘を出発して4時間。とうとう最終目的地「常念岳」に辿り着くことができました。
残念ながら頂はガスの中。なにも眺望がありません。でも、この山旅は昨日からの好天気に恵まれ、清々しい稜線歩きを楽しめたので、最後にこんなガスの山頂でももはや楽しめてしまう・・・。「ありがとう、北アルプス。また来るよ」

常念岳を下山する時、突然晴れてきた!笑える・・・。山頂ではガスだったのにね。
田中陽希さん曰く「山とはこういうものです。これが山です。」にagreeします(^。^)y-~。

常念小屋のベンチでお弁当(大天荘で作っていただいた)を食べて。

常念小屋からタクシーを予約
常念小屋付近は、キャリアによっては携帯が通じます。
もし携帯電話の電波が圏外でも、常念小屋で¥100支払いタクシー会社に電話してもらえます。安南タクシーか安曇観光タクシーのどちらかです。
下山口と目的地とだいたいの下山時間をお伝えして向かいにきてもらいます。
一の沢登山口は、携帯電話圏外です。ぜんぜん通じませんので常念小屋から忘れずに電話して下さいね。
11:30一の沢へ下山開始、2時間くらいで一の沢へ
一の沢登山口へは2時間~3時間くらい。途中、何度も渡渉があり水場はたくさんあります。
▼このような滑落危険箇所があります。道幅が狭く、日没後に下る場合は足元に気をつけましょう。



14:30一の沢登山口まで下山 予約した安南タクシーさんに乗って穂高駐車場へ
1泊2日の北アルプス表銀座縦走、美しい稜線歩きや雷鳥親子、コマクサの群生に感動した心に残る山旅となりました。
コマクサ以外にも、多様な高山植物が咲く北アルプスです。
花に癒やされたり、雷鳥親子と出会って嬉しかったり、山小屋で美味しいご飯を食べたり、美しいご来光を見たり。たくさんの貴重な体験をさせてくれた偉大な北アルプスに感謝ですね。
アップダウンがあって多少ハードな山旅ですが、危険箇所がないのも魅力のコースです。
コマクサの他にもお花がたくさん
▼コマクサ満開でしたが、他にもたくさんの高山植物が咲いていました。
下山後はしゃくなげの湯で立ち寄り湯しました。
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