浄土平からスタート
今日は晴天。こんな日に一切経山に登らないでどこに登る!?魔女の瞳を見たいなら、晴天の日に限ります。
それにしても、なんという絶好の「魔女日より」でしょう♪

▼一切経山に登ったあと、鎌沼を周回しました。コースタイムは3時間、標高差420m、総距離7.7kmです。

▲地図の黄色いコースを歩いています。
浄土平ビジターセンターからスタート
▼浄土平ビジターセンターから木道を進みます。浄土平の駐車場料金は500円です。

▼黄色の噴煙をあげている一切経山。

分岐を右に
浄土平ビジターセンターから1.7km進むと鎌沼と一切経山に分かれる分岐があるので、まずは一切経山を目指して右に行きます。

酸ヶ平避難小屋を通過
トイレもある酸ヶ平避難小屋を通過してさらに登ると

吾妻小富士が見える
すり鉢状の吾妻小富士が見えてきました。面白い形の山ですよね。この時は、吾妻小富士が登山道建設中のため登山禁止だったので、眺めるだけでした。今度は是非、吾妻小富士も登ってみたいです。

さらにザレた急登を登る
下りでは転倒注意!ザレた急登です。傾斜もきつく、浮石に注意です。
浄土平からの一切経山登山は、標高差があまりないので比較的短時間で登れてしまうのですが、こんな急登もあるので一応登山の装備で登ることをおすすめします。

一切経山1,949m.山頂です
あっという間に山頂に着きました。1,949mもあるんです。浄土平の標高が1,600mなので350mしか登っていない!なんという楽チン登山なんだ!

▲お経のような文字が書かれた石材や板が刺さったケルンになっています。信仰の山なんですね。

晴天の日に是非会いたい!これが魔女の瞳!
山頂標から少しだけ右に行くと・・・

これが、あの、いつか絶対見たかった「魔女の瞳」
まるでコバルトを流し込んだような紺碧の沼。周りの森林のグリーンとの対比が、その魅力を引き立てていて、なんて素敵なんでしょう!
ハートの形のようにも見えますね。ハッピーな気分♪

時間を忘れて、魔女の瞳を眺めながら感動に浸ります(^-^)v
あ~、吸い込まれそうな「魔女の瞳」

魔女の瞳とは
通称「魔女の瞳」は「五色沼」というのが本名。「吾妻の瞳」とも言われます。磐梯朝日国立公園にあり、裏磐梯の五色沼湖沼群とは違います。裏磐梯にも同名の五色沼があるので紛らわしいですね。名前の由来は、太陽光の具合で刻々と色が変化するが神秘的なので「魔女の瞳」と呼ばれています。直径約300mの火口の中に水をたたえるカルデラ湖です。
下山は鎌沼を周回するルート
念願の魔女様の瞳に謁見したもできたし、後ろ髪引かれる思いですが、下山します。
▼鎌沼の分岐まで下山し、そこから今度は鎌沼を周回してみようと思います。

鎌沼の周回は木道になっています。歩きやすいですね。

この分岐は東吾妻山方面へ

6月の浄土平はチングルマが満開
チングルマが満開です
このかわいらしい高山植物はチングルマ。鎌沼周回コースに群生しています。浄土平のチングルマは6月上旬から7月中旬が見頃です。

風にそよそよと揺れるチングルマ。美しいですね~。

姥ケ原です。この分岐は真っ直ぐ行くと東吾妻山。左に曲がり、鎌沼周回します。
今回はお気軽ハイキングなので、東吾妻山へは行かずに鎌沼周回して駐車場に戻ります。真っ直ぐ行くと東吾妻山(頂上まで45分)、左に曲がると浄土平駐車場です。

▲クマが歩いているのを見かけることもあるようなので注意しましょう。

チングルマ祭りを堪能♪


マイヅルソウも咲いている
▼小さな花ですが、ハートの形の葉と糸状の雄しべがツンツンしていて、かわいらしいマイヅルソウ。こんなにたくさんまとまって咲いているのは、珍しい。

イワカガミも咲いている
ピンクの小さな箒みたいなイワカガミ。群生しているとさらにかわいい。

ツマトリソウも咲いている
珍しく3つの花をつけているツマトリソウ。

浄土平ビジターセンターを見学
下山後はせっかくなので、浄土平ビジターセンターを見学します。

http://www.bes.or.jp/joudo/vc/
写真パネルやジオラマなどで、浄土平の自然と歴史を分かりやすく紹介しています。見ごたえがある展示でじっくり見学すると面白いです。無料なのでぜひ見学することをおすすめします。

▼かわいいカモシカのはく製に会えました。

道の駅猪苗代に車中泊した感想はこちら↙
道の駅猪苗代の車中泊を口コミ~会津観光の拠点、磐梯山と猪苗代湖に囲まれた道の駅
一切経山登山後に土湯温泉で立ち寄り湯しました↙
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