北海道旅:道東編 網走と硫黄山 道東おすすめ観光

番外編道東
網走北方民族資料館

硫黄山は硫黄臭いけど

屈斜路湖では雲海見れずガスばかり。摩周湖も霧で何も見えず。普段の行い云々。。。ブツブツ言いながら硫黄山(弟子屈町)へと向かいました。

みけぞ
みけぞ

硫黄山なんて何度も来たことあるし、大して面白くないけど。すごく硫黄臭いよ。

のりぞ
のりぞ

俺は行ったことないよ。面白そうだから行こう。

のりぞは大興奮の硫黄山

私は道東北見出身、硫黄山は何度も何度も来ています。のりぞは初めての訪問。面白かったようです。火山性ガスがモクモクと吹き出ていて、独特の硫黄臭さです。ゴウゴウと音を立てている噴気孔の近くはガスで見えないほどです。地球が生きているって事を実感しますね。

硫黄山はアイヌ語で「アトサヌプリ」と言います。「アトサ」は裸、「ヌプリ」は山、「裸の山」を意味します。アイヌの人はこの植物が生えていない山を「裸の山」と名付けたのですね。硫黄山は山頂への登山禁止です。標高は512m。活火山ランクCで溶岩ドーム。明治10年から硫黄鉱物を採取する鉱山でしたが鉱物は枯渇していき、1970年で鉱山としての歴史は閉じました。現在は観光資源として人気です。硫黄山レストハウスでは大抵のひとが地熱を利用したゆで卵を購入します。これがなかなか美味しいです、おすすめです。

黄色い硫黄の結晶、グツグツと噴気しています

北海道立北方民族博物館はおもしろいか?

網走にホテルステイした私たちは、北海道立北方民族博物館を訪れました。

みけぞ
みけぞ

展示が美しく、私は面白かったな。おすすめです。

のりぞ
のりぞ

アイヌ民族だけでなく他の国の北方民族の展示があり、興味深いね。

日本だけでなく、世界中の北方民族の衣食住の展示され、展示も美しくボリュームもあり、見る価値ありのおすすめスポットです。北方民族は狩猟生活中心ですが、生活の中に民族独特の文様を施した衣装や調度品を造り、独自の文化や工夫を伝承してきた様子が分かります。特に動物の毛皮や内蔵を加工した防寒具や防水着の展示、またアザラシ狩りをするときの弓矢や銛(もり)の展示は興味深いですね。

子熊の剥製

熊送りという儀式:北方民族には「熊送り」という儀式をする民族がいくつかあると言います。熊送りは子熊を集落に連れて帰り、大事に育て(上等の餌をやり、檻の中で飼う)1年か2年育てた後に儀式を行う。その儀式というのが子熊を屠殺してその肉を振る舞うというもの。熊には写真ののような装飾をします。熊は北方民族にとっては「神(カムイ)」。神を大事に育て「神様」にお返しするという荘厳な儀式です。熊の姿をかりて人間の世界にやって来たカムイを大切にもてなした後、宴を行って神々の世界にお帰りいただくというのが主旨です。熊の毛皮や肉はカムイのお土産としてありがたくいただく。素晴らしい伝統儀式だったわけですね。自然と共に発展した北方民族。もっと知りたいと思いました。他の道東観光記事はこちら→北海道旅:道東編 網走・女満別・小清水

みけぞ
みけぞ

私にとっては地元だけど、道東観光は魅力いっぱいだということが改めてわかったよ。道東の面白さ再認識でした。

のりぞ
のりぞ

網走監獄博物館は今回行かなかったけど、是非おすすめしたいね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

番外編道東
スポンサーリンク
スポンサーリンク

のりぞみけぞのキャンピングカーと山旅と車旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました