茨城のジャンダルム(生瀬富士)へ。上から覗く「袋田の滝」も素晴らしい!

茨城のジャンダルム 二百名山・三百名山他
痩せ尾根の先端にジャンダルムの天使が!拡大して見てください

残念なことに、2022年12月16日あたりから、天使プレートがなくなりました。盗まれた?

茨城のジャンダルムってどんな山?

ジャンダルムは皆さんご存じですよね。あの奥穂高岳のジャンダルムは滑落する人もいたり、本当に危険な所らしいですよ(>.<)

今回私たちが登った「茨城のジャンダルム」は、日本三名瀑の茨城県袋田の滝の北方にある「生瀬富士(なませふじ)」、標高406mの低山です。

山頂部が岩綾になっていて、やせ尾根の先に本家ジャンダルムの天使プレートそっくりさんがあるんです。

あの奥穂高岳の危険なジャンダルムへ行かずとも、そっくり天使に会えるなら、行ってみるしかない!!ということで、Let’s go♫しました。

生瀬富士は2021年3月28日に一部開通した「茨城県北ロングトレイル」のコース上にある山です。ルート地図をこちら↙のURLからダウンロードできます。

 https://kenpokult.com/


袋田の滝周辺に駐車しました

袋田の滝周辺には、無料・有料の駐車場があり、有料と言っても¥300~です。

袋田の滝駐車場

生瀬富士登山口へ~分かりづらい登山口

住宅地の中を通り、生瀬富士登山口へ。住宅地奥に登山口はありました。

袋田の滝生瀬富士へ

「生瀬富士登山口」と書いてあるけど、消えてほとんど見えません。「大子覗」の入口そばにあります。ここを入っていくと、粗大ゴミが放置してある脇を通り、登って行きます。

生瀬富士登山口

地図で言うとここら辺です↙

分かりづらい登山口、案内板が消えかかっていたり、登山道なのに粗大ゴミ放置・・・茨城県っていけてない(自虐です)もっとおもてなししないと、魅力度ランキング最下位から抜け出すことはできないです。(独り言でした・・・)
 

さっそく分岐、しかし案内なし

登り始めてさっそく分岐がありますが、案内なし。ここは右へ進みましょう。

生瀬富士

倒木、藪漕ぎ、頼りないロープ

お世辞にも整備されていると言えない登山道。倒木は跨げば良いけど、藪漕ぎは嫌いです。藪漕ぎはけっこう長かったので疲れました。

急登箇所にはロープが設置されていますが、細くて頼りないです。

生瀬富士山頂406mです

生瀬富士

低山なので、あっという間に山頂に。低山ながらも眺望は良いです。

これが茨城のジャンダルム!

茨城のジャンダルム

山頂のすぐそばに、「茨城のジャンダルム」への取り付きがあります。

両側が切れ落ちたやせ尾根の岩綾ゾーン、注意して進むとその先端にあの「ジャンダルムの天使」が!

幻のジャンダルムの天使!

茨城のジャンダルム

本家本元のジャンダルム天使をググってみると、奥穂高岳天使が持っているのはジョウロで、茨城のジャンダルム天使が持っているのはゾウさんのジョウロ。パロってます(笑)。

誰が作って設置したのか?良くできていますよね。茨城のジャンダルムでも感動するのだから、本家本元の奥穂高岳のジャンダルムに到達した達成感はどんなんだろう?私は茨城のジャンダルムで満足です♫

やせ尾根と言っても、幅は50センチくらいはあるでしょうか。怖くはないですが、雨の日は滑るそうですから滑落注意ですね。

ジャンダルムからは筑波山や那須連山の山々、日光の山々が望めて眺望抜群です。

2020年、天使のプレートが失くなりましたが、また2023年に新たな天使プレートが置かれたようでホッとしています。新しい天使に会いに行かなくちゃ!

2023年冬、最近のYAMAPレポでは、天使のプレートは再び消えたようです。幻の天使のプレート、誰が作りどうしてなくなってしまったのか・・・。

立神山へ向かいます

袋田の滝を上から覗くポイントへ行きたいので、生瀬富士山頂へ一旦戻り立神山方面へ向かいます。

↙こんな感じの登山道

茨城のジャンダルム

立神山山頂ですが、眺望なしです。

立神山

「かずま」から「袋田の滝上」へ

「かずま」という地点が四辻になっていますが、ここからさらに進んで袋田の滝を上から見ることができるポイントへ向かいます。

生瀬富士かずま

滝のぞき

袋田の滝を上から見ることができる「滝のぞき」という地点です。

ここには柵などないので、落ちたら滝に真っ逆さま、注意してくださいね。

裏見袋田の滝

上から見る袋田の滝は迫力があります

こんな風に袋田の滝を上から覗くというのは、面白いし迫力があってプチ感動でした。

裏見袋田の滝
裏見袋田の滝

「かずま」に戻り、「滝本」へ下山します

先ほどの「かずま」まで戻り、「滝本」へ下山します。袋田の滝上をそのまま進むと渡渉をしながら袋田の滝を周回して駐車場へ戻れるのですが、川が深いという情報があり「滝本」へ下山しました。

急な下り坂、転ばないように注意

急な下り坂が連続する「滝本」へのルートです。ロープがあるので、うまく使いながら下山しました。

生瀬富士下山

砂防ダムを渡りきり、返すように矢印方向へ下ります。ここは間違えやすいポイントです。

生瀬富士

袋田の滝駐車場へ戻りました

整備や案内が不十分な登山道でしたが、なんとか無事戻ってこられました。

まとめ

ジャンダルム!と言っても、「茨城のジャンダルム!」

整備がいまいちで、ピンクリボンはありますが案内板も少なくて。地図やYAMAPのような登山アプリを使いながら、なんとか歩ききりました。

ジャンダルムからの展望はグルリと360°、 筑波山や那須連山の山々、日光の山々が望めるので低山ながら最高に気持ちの良い山頂です。11月下旬には燃えるような紅葉を楽しめますよ。

魅力度ランキング最下位の茨城県。その茨城県自慢の袋田の滝。下から見るのも迫力がありますが、滝を上から望む「袋田の滝上」は、スリリングな視点から見ることができて面白いですよ。

奥穂高岳のジャンダルムには怖くて行けない・・・という自称登山家の方々、茨城のジャンダルムでそっくり天使が待っていますよ♫ぜひ、会いに行って下さい。

▼C-16が「滝のぞき」で、C-15の「かずま」から滝本へ下山しました。C-17まで行って徒渉して月居山を巡るルートもあります。

私たちは徒渉を避けて、月居山は別に登りました。(時期によっては足首以上の流れになるそうです)

よろしければ、YAMAPでの活動記録も参考にしてください。

茨城のジャンダルム行ってきました / 花花さんの立神山(茨城県)生瀬富士月居山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

生瀬富士登山後に立ち寄った「三太の湯」の感想はこちら↙

 常陸大宮「三太の湯」は大浴場が県内随一の広さ、奥久慈のおすすめ日帰り温泉です

この本のほとんどの山を登りました↑↑

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