

西吾妻山ってあまり聞いたことないなー

吾妻連峰の最高峰だね。高層湿原が美しい山らしいよ
登ってみたら良かった!西吾妻山の若女平ルート(片道4時間)。

西吾妻山は山形県と福島県の県境に位置する吾妻連峰の西側にある山です。山頂に眺望がない!という珍しい山です。しかし山頂周辺は見どころが多く、山頂よりも途中が面白い山でした。今回私たちは若女平(わかめだいら)ルートを選択、西吾妻山へ直登する登山道です。標高差が1200mあり、体力に自信がある方向けのコースと言えます。ロープウェイやリフトを使えばもっと楽に気楽に楽しめますよ。

リフトで行けるんだ。それもいいんじゃない?

いや、自分の脚で登りましょう!

¬_¬ では長丁場になるけど頑張りましょう!
山頂周辺の高層湿原では初夏から盛夏にかけて湿性植物が咲き、素晴らしい景色の山でした!評判通り山頂に眺望がないけれど、その周辺に素晴らしロケーションが広がります。とても気持ちの良い高層湿原。お花もたくさん咲いていました。
高層湿原と低層湿原
低層湿原とは、河川の下流域や地下水位の浅い所や低い所に発達する平坦な湿原。マコモ、アシやスゲが主でミズゴケが生えず栄養に富む。
高層湿原とは、低層湿原にさらに泥炭の層が重なり水面を超えて厚く盛り上がった湿原。低温・過湿で貧栄養の場所にできる湿原。ミズゴケが多く、泥炭化が進んで盛り上がっている。高層湿原ができあがるまでには数千年~1万年以上の長い年月がかかると言われるいわれている。ワタスゲ、イワイチョウ、キンコウカなどが群生する。高山や高緯度に多い。(尾瀬ヶ原・八島ヶ原)
また西吾妻山は①山形県側の白布温泉の天元台ロープウェイとリフトを乗り継いで標高1800mまで一気に登る初心者向けのコース、②福島県側のグランデコスノーリゾートのパノラマゴンドラリフトで西大嶺を経由して西吾妻山へ登るコースなど、無理をしなくても初心者でも登れるコースもあります。自信のない方も気軽に初心者コースで高層湿原での高山植物の観察を楽しめます。リフトやロープウェイの最終時間は早いので確認して乗り遅れないよう早めの出発が良いかと思います。初心者向けと言ってもちゃんとトレッキングシューズやそれなりの装備をしてくださいね。
紅葉も美しい西吾妻山
新緑が美しい6月、夏は稜線の高層湿原のお花畑、秋は9月中旬から草紅葉、10月上旬には山腹一帯が黄色や赤に色づきます。秋にも登って是非紅葉の西吾妻山を楽しみたいですね。
下山の翌日は、ももパフェ


何度も紹介するけど、「まるせい果樹園」のももパフェは
まじでおすすめです。
下山して翌日は福島県の飯坂温泉へ向かいます。ここはフルーツが世界一美味しいところ!6月のさくらんぼから始まり、もも、ぶどう、ラフランス、なし、りんご・・・。フルーツパラダイスです。私はこの飯坂温泉から親戚に果物を送ります。新鮮なフルーツは何よりのごちそうですよね。まるせい果樹園さんでは季節毎に違ったパフェも食べられます。秋のスペシャルパフェは圧巻です。

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