
なんとか下山できたけど超難関だったね。コースタイム12時間はやっぱりしんどいわー。

日没までに下山できたけど下山途中に雷雨まで!過酷な山だった。
平ヶ岳、登ってみたら*_*過酷な山でした

8月下旬の平ヶ岳登山の紹介です。福島県側からのアクセスはこちら→平ヶ岳は厳しかった アクセス編 福島県御池方面からのアクセス
御池駐車場から20分かけて鷹の巣登山口に移動。5:00登山開始しました。他の登山客はすでに出発済み、皆さん早いです。今思えばもっと早くに出発すべきでした。片道10kmの行程、この30分~1時間の差、大きいと思います。
平ヶ岳登山 準備するものリスト
- ヘッドライト(未明で真っ暗の中の早朝出発、トラブルで遅くなった場合に下山時大切)
- 電池(ヘッドライト用)
- 水!ひとり3.5~4.0リットル(猛暑日はもっと必要)
- 行動食(12時間のロングルートなので)
- お弁当
- 塩分(タブレット・飴)
- 雨具(急に降ってきました)
- 熊鈴(熊注意の看板がありました)・ホイッスルなどの熊対策
日帰り百名山の最難関 平ヶ岳のコースタイムは12時間
平ヶ岳はコースタイム12時間。日帰り百名山の中では最難関だと言われてもいます。その理由は、①幕泊禁止(原則)、②山小屋なし、③避難小屋なし、よって日帰りしかない!からです。コースは2ルートありますが、この国道352号沿いにある鷹の巣登山口ルートがメインルート。
まず前坂までも急登が続きますが、その後下台倉山まで痩せ尾根やロープがある急登が何度も続き、下台倉山から池ノ岳までは木道やアップダウンが連続します。地図上に水場と書いてある所は「どこ?」と言うくらい水は涸れていました。
白岩清水↓↓↓
すっかり涸れている
池ノ岳から平ヶ岳頂上にかけては高層湿原と池塘が広がります。花の季節は6月下旬から7月中旬です。この季節にはハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、イワイチョウ、キンコウカ、ハクサンコザクラも咲くとの情報があります。
今回は8月下旬とあって、咲いている花はわずかでしたが、チングルマの咲いた後の綿毛の群生があり、花の時期はとても綺麗だと想像しました。
池ノ岳からは「たまご石」まで行くこともできますが、私たちはすでに疲労困憊でたまご石を見ることは断念。平ヶ岳山頂へ向かい、眺望の無い三角点へ。山頂標の前にはお弁当を食べる広いスペースが有り、お天気が良ければ燧ヶ岳や尾瀬周囲に山々を見渡しながら休憩できます。
下山もアップダウンが続き、鎖場を降りるのはちょっとスリリング
下山はなかなか過酷でした。ピストンで10kmの下山を開始します。アップダウン、長い行程、滑りやすい鎖場、難所がいくつもありました。もしトラブルがあったら、日没までに下山できないのでは?という焦りもありますが、慎重に下山します。
あと1時間で登山口というところで、突然の雷鳴!隣の山に落雷しています。山での急な天候悪化はいつものことですが、落雷は怖いですね。恐怖でしたが、虹がかかり綺麗でもありました。

朝5:00登山開始、16:00鷹の巣登山口に無事戻りました。雨で多少濡れましたが転んだのは1回だけで済みました。平ヶ岳は若い男性でもしんどいと言っていましたので、これから登られる方は、十分装備して、日没に時間の余裕がある時期に登ることをおすすめします。
記念の登山バッチ 清四郎小屋で購入 登山口に近い清四郎小屋
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