
山形県月山へ

月山(がっさん)は百名山のひとつ。標高1984m、出羽丘陵の南部に位置する山。花の百名山でもあり出羽三山のひとつでもあり楽しみです。
出羽三山とは

出羽三山とはなにか?羽黒山・月山・湯殿山の総称。古くより信仰をあつめてきた修験道でもあり、山岳信仰の場でもある。羽黒山・月山・湯殿山の三山を巡ることは、死と再生を辿る「生まれ変わりの旅」と言われてきた神聖な場所と言われ、古くからこの三山は神秘の山なのですね。山を怖れ山を崇める、日本は山岳信仰が盛んですね。


9月中旬で、もう花はあまり咲いてないと思ったけど、意外にもたくさんんの種類の
お花に出会えてすごく良い山旅になったわー。
羽黒山は現世、月山は過去、湯殿山は未来

修験道というのは日本独特の山岳信仰です。羽黒山は現世の幸せを祈る山、月山は死後の安楽と往生を祈る山、湯殿山は生まれ変わりを祈る山。三山を巡ることで生まれ変わるわけです。生まれ変わるって何だろう?
月山は花の百名山でもあり、また新・花の百名山でもある!


月山には9月中旬に登ったのですが、もう夏の花は咲いていないと思っていたのに、意外にも夏と秋の花が混在し美しいお花畑を形成していました。花に励まされながらの登山は楽しいですよね。多様な高山植物の宝庫「月山」。登山道もよく整備され上りやすいと思いました。危険なところもなく初心者でも上れると思います。また機会があれば登りたい山です。
花の百名山とは:登山家で作家の田中澄江さんが1980年にエッセイ集「花の百名山」で紹介した山々。深田久弥さんの百名山と被る山とそうでない花が美しい山とが紹介され、女性登山愛好者にはとても人気で参考にしたい本です。田中澄江さんは生涯山と花を愛し、山の花の魅力を発信し続けた方、1995年に新たに選定し直した「新・花の百名山」は高山植物のバイブル本です。高山植物のお勉強におすすめします。
翌日は「山寺」観光

山形県といえば山寺でしょう・・・ということで、初めての山形県で山寺観光しました。松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ山寺。元禄2年(1689)山寺を訪れた松尾芭蕉が見たであろう大仏殿のある奥の院。1,015段の階段がありますが、前日登山の私たちは筋肉痛をおしての階段登りでした(実は階段降りる時の方が筋肉痛は痛い)

道の駅 寒河江で車中泊
車中泊スポットは道の駅寒河江でした。別名「チェリーランド」。季節が秋だったのでさくらんぼはもちろんなかったのですが、さくらんぼ風味のお土産はたくさん売っています。ゴミ箱なしです+_+有料でゴミ出し出来ると良いのになー。
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