富士山へ その② 須走館から翌日山頂へ、高山病に苦しんだ!でもお鉢巡りもできたよ!

富士山お鉢巡り 百名山
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高山病になるみけぞ、高山病にはならなかったのりぞ 須走館→赤岩八号館へ

2日目の富士山登山は、1日目にも増して過酷なものとなりました。

朝起きて早々から、グラングランのめまいと吐き気。朝食も満足に食べられない状態で須走館出発です。7.5合目→8合目のわずかな距離でさえ、息絶え絶え。いつもなら元気に歩ける山道が、「この一歩が出ない、出せない」という苦しさ。のりぞに「先行って!」と元気なく言うのがやっと。

8合目の赤岩八号館にやっと到着して休憩。

赤岩八号館→苦しんで山頂へ

高山病に苦しんで、苦しみながらも山頂の「銀明水」に辿り着きました。ヤッター♫

銀明水→剣が峰(最高峰3,776m)→お鉢巡り(約1時間~2時間)

お鉢巡りは楽しかった!

山頂に着いた安心したのか、私はすっかり元気になりました。高山病にも慣れてきたのでしょうか?剣ヶ峰に登り、お鉢巡りも楽しみました。何しろ「日本一高い○○」がたくさんありますからね。

日本で一番高い神社

日本で一番高いトイレ

日本で一番高い郵便局

日本で一番高い気象観測所

日本で一番高い自動販売機・・・。登頂した人にしか見ることのできない景色がそこにありました。

大内院を見下ろしながらのお鉢巡りは楽しかった

山頂から火口の一番下まで約240m掘れています。落ちたら大変ですね。

山頂にはたくさんのお店があります

しばし富士山頂を楽しんで、御殿場口まで下ります

下山は7合目までは登りと同じ、その後下山専用道へ

御殿場ルートの下山は、七合目まで登山道と同じ道を下ります。七合目「日の出館(休業中)」を過ぎ、下山専用道へ。

下山道六合目(下り六合)で宝永火口への分岐点を過ぎると「大砂走り」へ入ります。間違わないように気をつけましょう。

下山道六合目(下り六合)で宝永火口を経て富士宮ルートへ至るルートと分岐します。濃い霧が出やすいので、道をはずれないよう注意が必要です。

大砂走りは超特急での下山ルート

大砂走りはでの下山はとにかく早かったです。砂の坂をズボズボと走りながら、いや時に転がりながら下ります。みんな転んでいましたね。でも転んでもぜんぜん痛くないんです。面白かったですねー。

下山だけなら一番楽しい御殿場ルート。ただし登りは超超ハードなので、アスリート向けのルートです。皆さん、ルート選びは自分の体力と経験を勘案して、じっくり選びましょう。

大砂走りを使うなら、「スパッツ」は必須アイテムです。これがないと靴に砂が入り大変です。必ず持って行って下さい。

まとめ

一度は登ってみたい富士山登山。やってみると、高山病にもなりとてもハードでした。

反省点:①御殿場ルートはハード過ぎる、おすすめしない ②雨対策はがっちりやるべき(衣類はジップロックに入れて持参) ③行動食を持参するべき(羊羹がおすすめ、高山病で朝ご飯が食べられないときに) ④ご来光はもっと粘って撮影すべき(寒くて粘れなかった) ④日焼け止めはしっかり塗る!(いい加減に塗ると「Ⅰ度の熱傷」となります。

2度目の富士山登山があるかはわかりませんが、今度はもっと上手に登れそうな気がします。富士山登頂の成功率は50%とも言われています。もし過去に登頂失敗の経験がある人も、今度は計画を練って、コースを研究して、ぜひ登頂成功できることを祈ります。

富士山登山御殿場ルートのハード過ぎる登り行程はこちら→富士山へ その① 御殿場口からスタート、疲労困憊、予約した8合目の山小屋まで到達できない!高山病を体験して、一番辛い登山だった。

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