大菩薩嶺は
大菩薩嶺(だいぼさつれい)は甲府盆地の北東、秩父多摩甲斐国立公園の一部でもある百名山です。首都圏から近く、上日川峠登山口からのコースは初級者でも登れます。山頂に近づくにつれ、振り返ると雄大な富士山を望むことができて楽しい山です。

アクセスと駐車場
マイカーでは国道411号→県道201号で上日川峠にアクセスします。この県道201号が狭小な箇所もあり、対向車とのすれ違いに注意です。
駐車場は第1から第3駐車場まであり、第3は少し離れたところにあります。台数的には十分な数が駐車できると思います。


甲斐大和駅からバスでもアクセスできます。http://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf
下山後もしも乗り遅れた場合は、タクシーも利用できそうですね。

上日川峠バス停からスタート→福ちゃん荘へ
大菩薩嶺2,057mと大菩薩峠1,902mを目指します。お天気、良いですよ~。

登山口にトイレがあります
登山口のトイレ、利用しました。鍵がちゃんと閉まらなかった感じ。まあ、いっか~、と言う感じで用をたします。


歩行距離は7.3km 標高差571m コースタイムは3時間35分
コースタイム3時間半なので、ちょーどええハイキングとなりそう。因みに大菩薩嶺は2回目で、前回はお天気に恵まれなかったのでリベンジ大菩薩です。


20分ほどで福ちゃん荘に到着

天皇陛下と皇后陛下(当時皇太子夫妻)が大菩薩嶺登山の時に立ち寄られたという「福ちゃん荘」
宿泊やテント泊もできて、ほうとうや馬刺しなどの郷土料理もあります。

福ちゃん荘に公衆トイレあります。

分岐はお好きな方へどうぞ。どちらを選んでも大菩薩峠と大菩薩嶺を周回できます。

唐松尾根を選び→雷岩→大菩薩嶺へ
多少のアップダウンがあります


雷岩手前の急坂
雷岩手前は、大きな岩がゴロゴロある急坂です。ここだけちょっと急な感じ。

振り返れば富士山が!
誠に良いお天気。富士山が見えるぅ~。良いですね~、富士山は。これが見たくて大菩薩嶺にもう一度登ることにしたんです。今日はよく見えるぞ~。

雷岩
福ちゃん荘から1時間ほど登ると、雷岩に到着です。
雷岩は、大菩薩嶺と大菩薩峠の分岐です。ここから10分ほどで最高峰の大菩薩嶺です。

大菩薩嶺
大菩薩嶺に到着しました。眺望がない樹林に囲まれた山頂ですね。


大菩薩嶺を折り返して→雷岩に戻り→大菩薩峠を目指す
最高峰を制したので、次は大菩薩峠へ向かいます。雷岩まで来た道を折り返しです。

ふたたび雷岩

小高い岩を登るとそこからは大菩薩峠への尾根が続きます。
大菩薩峠へ

富士山を眺望しながら、大菩薩峠へ向かう尾根道
大菩薩峠へ向かう尾根道は、大きな大きな冠雪した富士山を見ながらの下り道です。


賽ノ河原・親不知ノ頭を通過
介山荘が見えてきた
右手には富士山、正面には介山荘を見ながらの下りです。

大菩薩峠に到着 お疲れ様です
1,897mの大菩薩峠です。介山荘でランチするのも良し、持参のお弁当を食べるのも良し。11月の大菩薩峠はちょっと寒いけど、持ってきたカップラーメンとカレーピラフでお腹を満たします。




買い忘れた人のために、いろいろな山バッチを販売している介山荘。宿泊もできるみたいですね。

下山は介山荘の脇を通る
山ランチも美味しかったし、そろそろ下山です。介山荘の脇に下山道があります。ここ↓


福ちゃん荘まで40分、登山口まで+20分
約1時間で登山口まで戻ってきました。あー、ちょうど良い運動になりました。これなら初級者でも問題なさそう。マイカーでのアクセスは途中の狭小箇所がちょっと嫌だけど、大菩薩嶺は難所がないので初級者でも楽しめて、登山の入門としてはちょーどええ感じの山ですね。

ロッヂ長兵衛に立ち寄ったら、ツキノワクマの剥製がありました。

バスでアクセス登山口までできるのは、便利ですね。

まとめ
大菩薩嶺と大菩薩峠。大菩薩嶺は眺望がないけれど最高峰なので一応行っとかなきゃって感じですかね。
大菩薩峠とその尾根道は眺望も良くて気持ちが良いトレッキングを楽しめます。
所々に山小屋やトイレもあり、何かと助かります。難所はないので初級者を連れて行くのにも適しています。
富士山の美しい姿を見ながらゆっくりと山道を歩き、山小屋に寄ってお土産を買ったりと、辛くない楽しい山歩きができる山だと思います。
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