天城山のシャクナゲコース、2月の天城山は残雪一部ありました

天城山万二郎岳 百名山
万二郎岳からの眺望

天城高原ゴルフ場から登る天城山登山コース

無料の登山者用駐車場がある。トイレもある。ただし冬期はトイレが使えません。

マイカーの方は、天城高原ゴルフ場ナビにセットしてアクセスすると良いですね。ゴルフ場すぐそばに登山者専用駐車場があり、無料です。

天城高原ゴルフ場登山口

トイレもあるし、下山後にトレッキングシューズを洗浄することができる水道があります。ただし、飲水にはむかないようです。

※このトイレ、冬期は施錠されて使えませんので注意してください。

天城山登山口トイレ

天城山という山はない、最高峰の万三郎岳と万二郎岳の総称

万三郎岳を目指してスタート!

伊豆観光協会のホームページにいろいろなコースの紹介があります↙

 https://amagigoe.jp/hiking/#course2

シャクナゲコースはこちら↙

 https://amagigoe.jp/files/hiking/map_hyakunage.pdf

天城高原ゴルフ場横をスタート シャクナゲコースを行く

この案内板には長い長い天城山縦走路コース(赤のコース)が書いてありますが、私たちはその縦走路コースの一部である、黄色のシャクナゲコースを歩く予定です。以前に一度登ったことがあるので今回は2回目です。四辻→万二郎岳→万三郎岳→涸沢分岐点→四辻に戻るルートになります。コースタイムは 50代の私たちで4時間30分、総距離8.1km、総標高差777mです。

天城山登山口

登山口です。天城山縦走路コースとシャクナゲコースは登山口は同じです。天城山縦走路コースは総距離17km、長すぎて私たちにはちょっと無理ですね。この駐車場に戻ってくるとなると往復34kmも歩かないと行けません。

天城山登山口

まずは四辻を目指してエッサホイサ。

天城山登山道
天城山登山道

四辻(よつじ)に到着~万二郎岳(ばんじろうだけ)を目指す

どう見ても3つに分かれているようにしか見えないのですが、「四辻」です。ここからは万三郎岳を直で目指しても良いし、万二郎岳を経由して万三郎岳に登頂しても、どっちでもOK。どちらを行っても尾根から尾根へアップダウンがあり、一部悪路があり体力があっても疲れます。

天城山四辻
天城山登山道

万二郎岳(1,299m)に着きました

万二郎岳

一つ目の万二郎岳に到着、ここは眺望が良いです。どこを眺めているのかは分かりませんが、海の方まで望めて気持ち良い景色。

万二郎岳からの眺望
万二郎岳

万二郎岳~馬の背~アセビのトンネル~石楠立(はなだて)

万二郎岳でひと息ついて、万三郎岳までまた歩き出します。途中、「アセビのトンネル」や「アマギシャクナゲ」の植生がありますが、この2月という季節、なにも咲いてないのでつまらないですね。3月~5月はアセビ(馬酔木)、5月中旬~6月上旬には伊豆半島固有の常緑低木のアマギシャクナゲが美しいこの万三郎岳、どうせ登るなら花の時期に登りたいなと思います。

天城山登山道
アマギシャクナゲ
アマギシャクナゲ
アマギシャクナゲの木

2月はやっぱり雪がありました

このくらいならアイゼンなしでも問題なしですが・・・

天城山登山道

だんだん雪が深くなり、アイゼンを着けて万三郎岳をめざすことになりました。

天城山登山道積雪

最高峰の万三郎岳に登頂です

万三郎岳頂上

万三郎岳頂上に到着です。眺望なし!でも1,405mという高度、達成感はそれなりにあります。ジェットボイルでお湯を沸かしてランチします。

万三郎岳

ここが万三郎岳下分岐点だ!

伊豆半島は温暖だから雪はないのでは?でも標高が高いのでどうかな?と一応持って行ったアイゼンが役に立ちました。万三郎岳からの下山道はかなりの積雪で、アイゼンなしでは無理でした。

万三郎岳下分岐点

涸沢分岐点まで0.9kmと書いてあります。ここを間違えるとゴルフ場の駐車場まで戻れませんよ。

この万三郎岳下分岐点からは急斜面を下る感じ。

万三郎岳下分岐点
シャクナゲコース

シャクナゲコースは涸沢分岐点を通るルートが荒れている

▼こんな風に階段が壊れ荒れています。四辻~万二郎岳は整備されているのに、この涸沢分岐点側は荒れたままで歩きにくく、疲れます。

シャクナゲコース
シャクナゲコース

岩ゴロゴロ、登山道はわかりやすいが歩きづらい。

シャクナゲコース
シャクナゲコース

再び四辻まで戻ってきました。長かった~。

万三郎岳から歩きづらい荒れた登山道を3.3kmも下ってきました。あ~、疲れた。

天城山登山道四辻
天城山
天城山

まとめ

日本百名山の「天城山」。今回はシャクナゲコースをぐるりと1周するコースでした。下山の涸沢分岐点を通過するルートは登山道が荒れていて、とても歩きにくく、距離のわりには疲れました。

5月上旬~6月上旬のシャクナゲが咲く季節には、このシャクナゲコースを1周するルートは楽しいと思います。理由は涸沢分岐点付近にもシャクナゲの木がたくさんあるから、下山でもシャクナゲを楽しめるでしょう。

しかしそれ以外の季節なら、整備されている四辻⇔万二郎岳⇔万三郎岳のルートをピストンするのが疲れなくて良いかもしれません。

またシャクナゲ開花の季節には、同時にトウゴクミツバツツジも咲き、新緑の季節はお楽しみが多い天城山です。ぜひ、今度はシャクナゲの美しい季節に登りたいな~と思います。

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天城山登山のあとは、道の駅月ヶ瀬で車中泊しました↙

 道の駅「伊豆月ヶ瀬は、お土産選びが楽しくてトイレもきれい。おすすめ道の駅でした。

 

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